マッキンダーの地政学読了。地理好きと歴史好きには薦められる本。
シーパワー(海洋国家)とランドパワー(内陸部の国家)があって、前者がイギリスで後者がロシア。過去の歴史において両者がぶつかるのは必然。で、そのちょうど真ん中に位置するのがドイツ。ドイツはシーパワーになる要素もあればランドパワーになる要素もあるんだよね。第一次世界大戦時、ドイツとオーストラリアが同盟して東欧に一大勢力ができたけどそれを両側は挟んで潰して。みたいな話が好きな人は面白いと思いますよ。というか我ながら適当な説明だな。
個人的にはヨーロッパの地理に詳しくないから読むの大変だった。バルト海とかアドリア海とか言われてすぐにピンと来なかったし。でも面白かった。